○症例写真の詳細
| (写真1) 初診時作業模型 |
(写真2) 初診時パントモレントゲン写真 |
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| 近隣の住民で、口腔内写真の撮影は本人の希望により撮影はしていない。 嘔吐反射が強くデンタルレントゲン写真も初診時には撮影できなかったので、 パントモレントゲン写真撮影を行った。 歯科医院にほとんど受診したことがなく、全体的に歯周病が進行しており きわめて条件の悪い口腔内環境であった。 |
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| (写真3) 初診時作業模型上顎 |
(写真4) 初診時作業模型下顎 |
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| 前歯は歯周病によりグラグラで前方に突出しており、口唇を閉じても口唇の外まで前歯が見えており、本人にとってはかなりのコンプレックスであったようです。 右下第2大臼歯は保存不可能で、 28本あった自分の歯を7本抜歯することに なりました。 |
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| (写真5) 初診時作業模型右側 |
(写真6) 初診時作業模型左側 |
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| (写真7) 補綴終了時作業模型右側 |
(写真8) 補綴終了時作業模型左側 |
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| 治療方針は、保存不可能な歯は抜歯しフルマウスブリッジによる 連続固定補綴治療を行い歯周病の進行を抑制する。歯列弓が崩壊しているので、 すべての歯の抜髄を行い必要に応じて歯軸の向きを変えて上下の歯列が正常に 咬合できるように咬合の再構築を行った。 初診時の作業模型と補綴終了時の作業模型から、その変容ぶりが明確にわかります。 |
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| (写真9) 補綴終了時正面観 |
(写真10) 補綴終了時X線10枚法写真 |
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| 治療開始から3か月半で治療は終わりました。途中何度もご本人は治療に 対しての希望や疑問点などを次回の治療日までに知らせてくださったので、 問題を解決して次回の治療に取り組むようにしました。 なかなか本人が望むような快適に何でも噛める状態には治療期間中の合成樹脂製の仮歯では望めなかったので、 それに対しての不満は解消できませんでした。 しかし最終補綴物が入ったとたんに、何でも噛めるようになりその不満は一気に解消することができ、 治療する側としてもほっと一息ついた次第でした。 |
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| (写真11) 補綴終了時右側面観 |
(写真12) 補綴終了時左側面観 |
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| 最終補綴の材料はジルコニアにしました。初診時に歯並びがガタガタでまともに ものを噛めなかった状況から、最終補綴物が入ると審美的にも機能的にも患者さんが想像していた 以上の出来栄えに 患者さん自身も深い感動を覚えているようでした。 つらかった治療に耐 えて、よく最後まで頑張りましたねと褒めてあげることができました。 |
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| (写真13) 上顎ジルコニアフルブリッジ |
(写真14) 下顎ジルコニアフルブリッジ |
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| 歯並びを改善することにより、咀嚼能力の回復はもちろんのこと、 審美性の改善にもつなが り患者さんの長年のコンプレックスも解消できます。 また長年悩まされていた顎関節症も 無くなりました。 新しい人生を歩んでいけるお手伝いができることは、歯医者冥利に尽きると いうものです。 定期的なメンテナンスにより患者さん自身との協同により口腔内環境は維持されていきます。 全顎補綴治療は補綴物をセットして終わりではなく、数か月に一度は必ず全体的な咬合をチェックすることが 肝要になってきます。咬合が安定するまでには精緻な咬合調整が予後を左右するといっても過言ではありません。 今後末永い患者さんとの つながりが必要になります。現在3か月に1回のメンテナンスで良好な口腔内環境が維持されております。 治療開始後に思うようにならなかったことから生じる不信感が解消され、 今は信頼感による良好な関係が続いております。 |
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